ES(従業員満足度)を高めていくために

経理・インタビュー遠藤

デンタルネットの本社管理業務は、単なる管理にとどまらず、経理人事総務と深く連動し、また、各事業所の業績管理システムをとっているためにかなり複雑なものになっています。
今後の事業拡張に応じ、本社管理スタッフについても増員される見込みがあります。
具体的にどんな人材が求められているのか、総務・経理・財務を担当している遠藤氏にお伺いしました。
経理募集インタビュー遠藤

本社管理業務とはどんな職種なのでしょう

本社の管理業務は入退社の手続き・給与計算を行う人事部、事務所管理・資産管理等を行う総務部、各事業所の小口管理・請求書を確認して入出金の管理を行う経理部、資金繰り管理・予算目標管理を行う財務部の4部署で業務を行っております。
訪問歯科という業界の現場はかなり忙しいのですが、そうした現場の実情に対応出来るようにサポートするのがメインですので、現場の人へ内部からの心配りを丁寧にできる人、またそうしたお世話が好きな人材が求められます。

具体的にどんな人材を求めているのでしょう?

税務や労務に対する知識はそれほど必要ではありません。困ったことがあれば人事部長や経理部長が対応しますし、一つ一つ教えていきますので大丈夫です。むしろ、この部門で働く人に求められる素養として一番には業務を正確にこなせる人となります。 経理の仕事とは、当然お金が絡むために、数字を一桁間違えただけで大変なことになりますので、大雑把な方では難しいと思います。
また、総務としての側面から、会社の窓口であり、会社の顔であるという意識を是非もって欲しいです。訪問歯科を検討しているという歯科医院さんからの電話でのお問い合わせ等も本社に来ますので丁寧な対応が求められます。
勿論、未経験でも構いませんが入社してから誠実に業務に対して勉強していこうという意識を持った方が望まれます。

ES(従業員満足度)を高められる人材が理想

また、現場は歯科医師や患者様、介護者様の満足度を高める(CS)を最も重視するところですが、本社は、お問い合わせを頂いた歯科医院(顧客)と同時に現場のスタッフ(従業員)の両方の満足度を高めることが重要ですので、顧客満足度(CS)と同様に従業員満足度(ES)を高めることが求められています。そうした事を常に意識持って業務に臨むことの出来る人材が理想と思います。

経理募集インタビュー遠藤

逆に、この仕事に向かない人は?

先程も話しをしましたが、大雑把な人ということもありますが、実は、経営理念にドラッカー理論を取り入れていますので、弊社内は、部門別のキャッシュ・フローを採用し独立採算制で運営しています。
ですから、営業所から送られてきた領収書には、どの部門の経費なのかしっかりと書いてもらうようにしています。しかし、社内の備品等は、複数の営業所でまとめて購入することがありますので、Aという営業所から送られてきた領収書は単純にA営業所の経費として対応してしまってはならないのです。それ故に、一つ一つの書類に目を通して正確に対応出来る人間でなければ業務は勤まりません。

経理部門での仕事のやり甲斐や楽しさについて教えて下さい。

本社という中枢にいると、色々な拠点の人と話ができるので、それぞれの考え方を吸収するのが一番の楽しさです。きちっとした経理処理をすることで感謝の言葉をかけてもらえるのはやり甲斐に通じます。 そういう意味では、幅広い人と多くの交流を持ち、色々と学んで見たいと考えている人に とってはとても楽しい仕事だと思います。 一般には、経理と言うと、ずっと電卓を叩いて書類に埋もれているというイメージをもたれがちなのですが、そうではなく、部門別の 対応をする以上、現場の方の価値観や考え方を持てる人である必要はあると思います。

経理募集インタビュー遠藤
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